今回調査したのは、POST HUB(ポストハブ)という副業です。
POST HUBでは、用意された文章や画像をSNSに投稿し、企業の公式LINEなどを紹介することで報酬を得られると案内されています。
自分で文章を考えたり、商品を仕入れたりする必要がないため、一見すると取り組みやすそうな副業です。
しかし、詳しく確認すると、報酬が発生する条件だけでなく、株式会社ハーヴェストの特定商取引法に基づく表記には398,000円(税込)のオンライン支援サービスも掲載されています。
簡単なSNS投稿の副業だと思って登録した方にとっては、気になる金額でしょう。
結論からお伝えすると、POST HUBを詐欺と断定できる事実は確認できません。
ただし、副業AACCでは、仕事内容や報酬条件、有料サービスの内容を十分に確認しないまま契約することはおすすめしません。
特に398,000円は副業を始める費用として小さな金額ではありません。電話で案内を受けても、その場で支払うのではなく、一度内容を持ち帰って判断してください。
POST HUBとはどんな副業?
POST HUBは、SNSを利用した在宅ワークとして案内されている副業です。
確認できる案内では、企業の公式LINEなどをSNSで紹介し、その投稿を見た人が登録することで報酬につながる仕組みになっています。
投稿に使用する文章や画像についても、あらかじめ用意されていると説明されています。
つまり、一般的な意味での「投稿するだけの仕事」というより、SNSを使って企業へ見込み客を送る集客・紹介型の仕事と考えたほうが分かりやすいでしょう。
紹介しただけで必ず報酬になるわけではなく、相手が登録するなど、指定された成果条件を満たす必要があります。
そのため、「文章をコピペする作業が簡単か」だけではなく、実際にどれくらいの人数を集客できるのかまで考える必要があります。
POST HUBの報酬は1件2,000円以上?
POST HUBの案内では、企業の公式LINE登録などを成果地点として、1件2,000円以上という報酬表示が確認されています。
仮に1件2,000円なら、5件承認されれば1万円、50件なら10万円です。
ただし、これは単純に金額を掛け算しただけで、実際にそれだけ稼げるという意味ではありません。
重要なのは、何をもって1件の成果として認められるのかです。
たとえばLINEに登録しただけで成果になるのか、登録後に別の条件があるのか、重複登録やすぐにブロックされた場合はどうなるのかによって、実際の収入は大きく変わります。
POST HUBに参加するのであれば、報酬額だけを見るのではなく、成果の承認条件と報酬の支払条件を先に確認しておきたいところです。
POST HUBに登録すると電話案内へ進む
POST HUBの案内を進めると、LINE上で簡単なヒアリングが行われます。
年齢や職業などを回答し、その人に合った仕事や目標収入、必要な作業時間などを案内すると説明されています。
その後は、電話で詳しい説明を受ける流れです。
ここで気をつけたいのは、広告や最初のLINEだけでは、最終的な契約内容まで分からないことです。
電話で別の商品やサポートを案内された場合には、仕事内容だけでなく、支払総額やサポート期間、解約・返金条件まで確認してください。
その場で決断する必要はありません。
「今日決めたほうがいい」などと言われた場合でも、40万円近い支払いになるのであれば、一度電話を切って考えるくらいで問題ありません。
POST HUBの料金は398,000円?
株式会社ハーヴェストの特定商取引法に基づく表記では、オンライン支援サービス398,000円(税込)という販売価格が確認されています。
銀行振込やクレジットカードによる支払いが案内されており、決済後はLINEやメールなどを通じてサービスを提供するとされています。
398,000円という料金自体を理由に、怪しいサービスだと判断することはできません。
必要なサポートやノウハウが提供され、それ以上の価値を利用者が得られるのであれば、有料サービスそのものに問題はありません。
ただし、確認できる公開情報だけでは、398,000円でどこまでのサポートを受けられるのか、期間はどれくらいなのか、実際の収益につながるまでどの程度の作業が必要なのかは十分に判断できません。
また、特商法に掲載されている398,000円の商品と、POST HUBの電話で全員に案内される契約が完全に同じものなのかまでは確認できませんでした。
電話で異なる商品名や料金を伝えられた場合には、実際に提示された契約書面を基準に判断してください。
株式会社ハーヴェストについて調査
POST HUBの案内で確認されている販売事業者は、株式会社ハーヴェストです。
| 事業者 | 株式会社ハーヴェスト |
| 運営責任者 | 斉藤 陽太 |
| 所在地 | 東京都豊島区東池袋2-62-8 BIGオフィスプラザ池袋1206 |
| メールアドレス | info@harvest-inc.com |
特定商取引法に基づく表記として、会社名、責任者、所在地、メールアドレスなどが確認されています。
一方で、確認した公開情報では電話番号を確認できませんでした。
もちろん、電話番号が公開されていないという一点だけで悪質な会社だと判断することはできません。
ただ、398,000円という契約をするのであれば、契約後にトラブルや確認事項が発生した際、どこへ連絡すればいいのかは事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
また、同じ住所には複数の事業者やレンタルスペース等の利用実績も確認できます。
こうしたオフィス形態そのものに問題があるわけではありませんが、会社の所在地だけを見て「実店舗型の大きな会社だから安心」と判断するのも早いです。
POST HUBの口コミや評判は?
POST HUBについて検索すると、「怪しい」「詐欺ではないか」「本当に稼げるのか」と検証する記事が複数確認できます。
特に多いのが、簡単なSNS投稿という入口と、398,000円という有料サービスの金額差を不安視する内容です。
ただし、こうした副業検証サイトの記事も、すべてをそのまま事実として受け取るべきではありません。
実際に確認できた事実なのか、運営者の推測なのかを分けて読む必要があります。
今回調べた範囲では、POST HUBや株式会社ハーヴェストが詐欺として行政処分を受けた、あるいは公的機関から名指しで注意喚起されたという事実は確認できませんでした。
そのため、「口コミサイトが詐欺と書いているから詐欺」と判断するのは適切ではありません。
反対に、公式側に良い口コミや収益実績が掲載されていたとしても、それだけで誰でも同じように稼げると判断することもできません。
最終的には、実際に提示された仕事内容と契約条件を見る必要があります。
コピペや簡単作業をうたう副業には注意
POST HUBそのものを名指ししたものではありませんが、簡単な作業で収入を得られるとうたう副業については、公的機関も注意を呼びかけています。
国民生活センターは、「いいねを押すだけ」「スタンプを送るだけ」「スクリーンショットを撮るだけ」「コピペするだけ」といった、スキマ時間で簡単に稼げるように見せる副業広告について注意喚起しています。
消費者庁も、簡単な作業で報酬が得られるとうたった後に、高額な費用を送金させる「タスク副業」のトラブルについて情報を公表しています。
ただし、これらの注意喚起がPOST HUBや株式会社ハーヴェストを対象にしたものではない点には注意してください。
「コピペだから危険」ということではなく、簡単さだけを強調した広告を見た場合には、費用や報酬条件まで確認して判断することが大切です。
POST HUBは詐欺なのか?調査結果まとめ
POST HUBについて調査しましたが、現時点で詐欺だと断定できる事実は確認できませんでした。
仕事内容についても、SNSへ用意された文章や画像を投稿し、企業の公式LINEなどへ集客するという仕組み自体は理解できます。
一方で、副業AACCでは内容を確認しないまま有料契約まで進むことはおすすめしません。
特に確認しておきたいのは、1件2,000円以上という報酬の承認条件と、特商法に掲載されている398,000円のオンライン支援サービスです。
40万円近い費用を支払うのであれば、「どんな作業をするのか」「何をサポートしてもらえるのか」「どれくらいの期間なのか」「返金条件はどうなっているのか」まで書面で確認してから判断してください。
電話で説明を受けたからといって、その場で契約する必要はありません。
広告で見た内容と実際の説明に違いがあると感じた場合や、支払金額に迷った場合は、一度立ち止まって情報を整理してから決めましょう。